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機能性表示食品の前夜祭に行ってみた [がんばれ自分]

健康食品と聞いて
+と思う人と-と思う人。そんなのかんけいねぇ。と思う人それぞれいると思う。
そんな自分は、-派。
確かにいいものもあるだろうが、「科学的根拠がない」
確かにいいものもあるだろうが、「思い込み」「半分宗教」
としか思えない。
そんなところで、自分の仕事の関係もあり。
機能性表示食品の前夜祭。といっても、説明会に参加してみた。
・・・・・・・・
いやぁ。いわゆる健康食品にたいして「効果がある」的な表現ができる
っといった軽い認識だったために。脳みそ溶ける内容だった。
いわゆる健康食品の中でも、「科学的根拠に基づく再現性可能な商品」で
あることを人体実験なく、「システマティックレビュー」でも可。
として、証明できたものにかんしては、健常者が健康を維持する上で、
部位を含めて有効であることを表現できる。。。的な。。。。
それは、表現したい場合に、消費者庁に届け出る的な。。。。。

結局のところ「トクホ」の「人体実験の検査結果のみ」ってところが
論文の寄せ集めでも「可」としている感じなので、規制緩和。になるのかな。
中小企業に人体実験は経費もリスクも高すぎてトクホ申請できないので、
それを文献を集めて、みんないいっていってるからいいじゃん!!っていって
トクホ並みの「表現の自由」を得る。って感じ。

文献を集めて・・・・って、ところでシステマティックレビューってのが出てくる。
正直よくわかりません。対象となる効果効能などについて書かれている、論文を
片っ端からあつめて、勝手に、その論文がよいか悪いか判断。悪いものは排除して
良いものだけを残し。『良い文献がこんなこと言ってるからOKでしょ!!!」って感じ。
悪いものに関しても集める必要はあるけど、その辺の振り分けとか検索とか
難しすぎる。

正直、食品を作ってる中小企業。ってか家内制手工業的なお父さん。お母さん。ができる
内容ではないよね。やっぱり、それなりに「品質保証室」があって、実務ではない法律というか
うんちくに精通する人がいる大企業でないと無理な気がする。

っで、中小でできないなら「うちやれまっせ」ってところがでてくるわけで。
うーん。。。。。。。

しかも、「消費者」が正しい情報を得て商品選択できるようにするはずが、
消費者団体のおばちゃんに「これは欠陥です。」とかいわれてるし。
阿部総理も「思っていたのと違うので来ちゃった。」って言ってたそうですしね。
その発言は「オフレコ」じゃないのかなぁ。メディアの人がメディアの前で行ってるから
たぶん正しいと思うけど。

そもそも、システマティックレビューってのがよくわからない。
簡単に言うと「商品(成分)について論文を集めて、それらを「批判的」な
視点で点数付けし、精査した結果「この商品に関する
論文から、この商品は○○という成分について優位性が認められます。」的な。
ことを導き出す。ってことらしい。

そもそも、素人が文献読んで「この文献は優良だ!!」とかわかるはずがないし、
文献は過去のもの。この類の研究はドンドン進んでいて。昔は効果があると
行っていたけれど、分析技術が進んで分析してみたら。違ったなんてことも多々。

そもそも、「いわゆる健康食品」ってものは、なんでか効く。これを食べるとよいと
思うけど、どの成分が効いているのかわからない。個人差が大きく「効く人」「効かない人」
と再現性がない。ってものがたくさんあるとおもう。
もしかすると「プラシーボ効果」かもしれない。ってのは そもそも「対象外」。
再現性できる商品、成分のみを対象としているので、原料メーカーとしてなにか抽出したりしていたら
結構儲かることになるかもしれない。

基本的に『健康食品」は健康な人が摂取することで、健やかな毎日を過ごせる一助となるもので
○○を食べたらガンが消えた。とか、○○を朝晩一日2回飲むことで症状の回復。ってなると
「薬」の領域だ。

結局、いちばん怪しい「いわゆる健康食品」はスルーされるというか。
興味のある人たちで本当に「証明」しようとしている人たちは、はじめてるわけだし。

うーん。アメリカのダイエタリーサプリメントをお手本に、とか言っていたが。
そもそも、ターゲットが違うというか。文化が違うというか。
「サプリ」ではないわけで。。

難しい問題だ。



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